ダイヤモンドプリンセス乗船記 神戸-横浜6日間の旅で大満足

ダイヤモンドプリンセス

豪華客船ダイヤモンドプリンセスの神戸発・横浜着「気軽にショートクルーズ四日市と韓国6日間」に乗船してきました。

実のところ豪華客船クルーズは今回が初体験。以前よく目にしたピースボートの世界一周100万円というイメージしかなかった客船クルーズが、調べてみると意外にも数万円で、しかも短期間でも楽しめるということを知ったのがことの始まりでした。

豪華客船クルーズにあこがれはあったものの「100万円」という意識がありましたし「世界一周なんてしてる暇ない」という思いもあったので、客船クルーズなんて縁遠い話だなと思っていたのですが、今回実際に体験してみて思いのほか身近になったなぁと実感しました。

慣れない船旅で勝手がわからないことが多かったのですが、乗船前に不安だったことなども含め、ダイヤモンドプリンセスでのクルーズ体験なので、これから豪華客船クルーズをしてみたいという人は参考にしてみてください。

※かなり長くなってしまったので、目次から興味のあるところにジャンプしてください。また、目次が邪魔でしたら、目次横の【非表示】で折りたたむこともできます。

目次

豪華客船クルーズに出発するまでの準備

せっかくあこがれの豪華客船クルーズに行くわけですから楽しみたいものです。どの船に乗るかや旅程などはもちろん大切です。ただ、それが決まっても良く解らないことが多いのも初めての客船クルーズ。出発までの準備段階からシェアしていきます。

どの船に乗る?ダイヤモンドプリンセスに決めた理由

princess

記念すべき初めての豪華客船クルーズに選んだのはプレミアム船ダイヤモンドプリンセス。選んだ主な理由は至極単純で価格が安かったから(笑)幸い日程的には自由がきいたので、クルーズの日数と価格のバランスでお得感があったのがダイヤモンドプリンセスでした。

ただ、それだけではありません。もう一つ大きな理由が、英語が話せないということです。

ダイヤモンドプリンセスは日本で造船されたこともあり親日的な面があるようです。日本発着クルーズを多く行い、その際には日本人スタッフも多く乗船しているので、外国船でありながら割と日本語が通じるという情報を得たのも選んだ理由です。

個人的には言葉が通じないというのが本当に大きなストレスです。特に初めて豪華客船に乗るので、乗ってから何かあったらどうしようという根拠のない不安があったので、言葉が通じるスタッフが多いというのは安心感がありました。

寄港地にはこだわらず豪華客船での旅を楽しむ

夕景

選んだクルーズは神戸-横浜クルーズ、寄港地は四日市と韓国。あまりパッとしないクルーズと思われるかもしれませんね。ただ、私としては願ったりかなったりのクルーズです。

プランを選ぶときに価格の面もありましたが、どうしても譲れない希望として終日クルーズの日があることでした。

朝寄港して夕方出港というのが豪華客船の定番です。それだと昼間ほとんど海にいないことになり、青い空に青い海、遥かな水平線を望みながらゆったりするという豪華客船ならではの楽しみが無くなってしまいます。

たまにしか乗れない豪華客船なので、豪華客船を満喫したいと思っていたため、昼間でも洋上にいる終日クルーズの日が重要でした。そのため、あまり寄港地にはこだわらないクルーズ選びになりました。

ツアー日程

ダイヤモンドプリンセス神戸発・横浜着「気軽にショートクルーズ四日市と韓国6日間」

6月28日 (金) 神戸を出航 17:00発
6月29日 (土) 終日航海日 船内イベントでお楽しみください
6月30日 (日) 韓国/釜山 07:00着 16:00発
7月01日 (月) 終日航海日 船内イベントでお楽しみください
7月02日 (火) 四日市 07:00着 17:00発
7月03日 (水) 横浜に到着 下船

クルーズ申し込み クルーズ価格以外にかかる料金が

旅行会社のパンフレットを見ていると案外低価格なクルーズプランもありますが、詳細を見ていくと表示されているクルーズ価格以外にも必ず支払わなければならない費用があります。

「港湾税・諸税」というもので、寄港地などいくつかの要因がありますがクルーズプランによって金額が異なります。これを含めた料金をまずは支払います。

今回は添乗員が同行するツアーではなく、個人的にIACEトラベルさんを通して申し込みました。

料金

ダイヤモンドプリンセス『内側客室』
クルーズ代金 58,000円
港湾税・諸税 8,625円
合計 66,625円

初めての乗船体験ということで一番安い内側客室をチョイス。船の中を探索したりオーップンデッキで過ごしたりするつもりで、どのみち部屋にはあまり居ないという前提でもありました。

ダイヤモンドプリンセスの場合は、この他にチップが1泊1人あたりいくらという形でかかります。最終日に事後精算になりますが見積もりの段階では$13.50ということなので×5泊で$67.5必要になる予定です。

港湾税・諸税やチップの値段は実際のクルーズの時に変動することもあるようです。その都度キャッシュバックや追加され、船内での精算の時に帳尻が合うように請求されます。

ドリンクパッケージやエクスカーションの予約

ドリンクパッケージ

ダイヤモンドプリンセスは乗船前にドリンクパッケージやエクスカーション(寄港地の観光ツアー)の申し込み、有料レストランの予約などができる専用サイトが用意されています。

乗船してからも申し込めますが、多くの人が一斉に乗り込むので混雑が激しいという噂も聞きますし、希望の日時でレストランの予約が取れないこともあるということなので、必要な場合は事前に申し込んでおく方が良さそうです。

豪華客船をフルに楽しむのが目的だったのでエクスカーションは申し込みませんでしたが、酒飲みの私は4本の価格で5本もらえるというキャビンで飲むビールだけ注文しておくことにしました。

ただ、全て英語のサイトなのでGoogle翻訳を駆使して申し込み。さほど苦労することもなく申し込みは完了しました。キャンセルも乗船日の2日前までは簡単にできるので、どうしても参加したいエクスカーションや有料レストランの予約は早めにしておくのがおすすめです。

>>ダイヤモンドプリンセスのドリンクパッケージの種類と価格

>>ダイヤモンドプリンセスの損しないドリンクパッケージの選び方

海外旅行保険をどうするか

救命ボート

日本発着でもダイヤモンドプリンセスに乗る場合は海外旅行になります。旅行保険を申し込むなら海外旅行保険でなければなりません。また、クルーズ特約というクルーズ旅行用のオプションを付帯させることで、万一の時にも手厚い補償を受けることができます。

海外となると体調を崩しても保健証は使えませんし、治安の面でも荷物などの盗難がないとも限らないので海外旅行保険の加入は必須と考えていますが、とはいえ掛け捨てなのでプランをどうするかというのは迷うところです。

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険があるからいいやと思う人も多いようですが、最近では旅行の決済をそのカードで行っていないと保障の対象外になるものもあるので、必ず事前に補償内容の確認はしておいた方がいいです。

幸い私は持病もなく病院にやっかいになることもほとんどないのですが、一番の懸念材料は突発的な病気などでヘリコプターで運ばれること。場合によっては数百万円という費用がかかるようなので、これだけはカバーできるプランで考えました。

旅行会社から海外旅行保険の案内がもれなくあるはずなので、必ず加入しておきましょう。

意外に多くなった持ち物

旅行持ち物

日程的には5泊6日、クルーズ前日に神戸に行っても6泊7日程度ですし、ダイヤモンドプリンセスにはランドリーもあるので大した荷物にはならないだろうと考えていたのですが、意外に荷物が多くなってしまいました。

クルーズ船にはドレスコードがあり、ダイヤモンドプリンセスの場合はほとんどカジュアルな服装でいいのですが、クルーズ中に1回以上あるフォーマルナイトや夕食のレストランではある程度服装が定められています。

日常的にTシャツに短パンやジーンズといった格好をしているので、それに加えフォーマルスーツや襟付のシャツなどがかさ増しされます。ジムに行くなら運動用の服、プールに入るなら海水パンツといった具合に持ち物が増えていきます。

一番かさばったのが靴ですね。革靴に運動靴、サンダルというように、それぞれの用途で準備していくと、スーツケースがすぐに埋まっていきます。

ちなみに充電が必要になるスマホやカメラ、パソコンやWiFiといったものを複数持って行く時や4人で部屋を使う時などは、複数口のある延長コードが必須です。

>>ダイヤモンドプリンセスのwifi事情

こんな感じであれよあれよという間に持ち物が増え、最終的には中型のスーツケースとバックパックがいっぱいになってしまいました。最初だけワインを一人一本持ち込めるので、これも荷物が増えた要因ですが…。

豪華客船ダイヤモンドプリンセスの旅

豪華客船

待ちに待った初めての豪華客船クルーズ『ダイヤモンドプリンセス』。言葉やドレスコードに少し不安を抱えながらも、非日常な船の旅にわくわくドキドキ。

実際に乗ってみると抱えていた不安なんてどこへやら。天候はあまり優れなかったものの、無限に続く水平線や船の航跡を眺めたり、船内のイベントや食事を楽しんだりと6日間快適に過ごすことができ大満足でした。

アクセス抜群 神戸ポートターミナル

神戸ポートターミナル

JR三ノ宮駅からポートライナーに乗り換えポートターミナル駅まで5分。ホームに降りると目の前に視界に入りきらないほど大きなダイヤモンドプリンセスを見ることができます。ポートターミナル駅の改札を出るとすぐ左側に神戸ポートターミナルがあります。

豪華客船のような大きな船が停泊するところは、埠頭の中で一般の人の立ち入り禁止区域だったり駅から遠いところだったりというイメージが強かったのですが、神戸ポートターミナルはアクセス抜群で非常に便利でした。

しかし、周りには本当に何もない。コンビニどころか売店すら無く、あるのは自販機だけ。小腹が空いたとかあれ持ってくくるの忘れたという時には、神戸ポートターミナルに着く前に片づけておいた方がいいですね。

荷物を預け乗船手続き

荷物集荷

大きな荷物は客室まで運んでくれるので預けてしまいます。神戸ポートターミナルの入り口外側で受付ているのですが、預けるためには部屋番号と名前を記載したタグが必要になります。

部屋番号は事前に旅行会社から受け取る乗船券などの案内で確認できるようですが、私は「客室未定」という案内を受けていたのでタグに名前だけ記入して受付へ。その場で係の人が部屋番号を調べてくれたので、タグに記入して預けることができました。

荷物を預けると部屋に届くまで時間がかかることがあるそうですが、必ず預ける必要はなく、手間でなければ持って乗船しても問題ないということでした。ただ、どうしても荷物が遅れたら困るという場合を除けば、預けてしまった方が身軽で乗船するのも楽です。

乗船手続きは、開始時刻が部屋番号で割り振られています。優先乗船の権利がある人を除き13時~15時30分で割り振られていたのですが、事前にもらっていた案内には「客室が未定のお客様は15時30分を目安に手続きをお済ませください」となっています。

当初客室が未定だったので「15時くらいまでは待たされるかな」と思いつつも11時過ぎには神戸ポートターミナルに到着。入口で荷物を預けポートターミナルに入るとチェックイン整理券を配布していました。客室番号を聞かれることもなく整理券を受け取れたので、特に厳密に乗船時間が管理されているわけではないようです。

整理券

12時頃からチェックインが始まり40分くらいでもらった整理券番号が呼ばれたので、思っていたよりかなり早く乗船できそうです。

まずは乗船手続き。30人以上の人が対応していました。ここでクレジットカードを登録しクルーズカードをもらいます。このクルーズカードにクルーズ期間や利用するメインレストラン、緊急時の集合場所などが記載されていて、船内での支払いはすべてクルーズカードで管理されます。

ちなみにクルーズカードは客室の鍵にもなっているので、防犯上客室番号が記載されていません。客室番号は忘れないようにしなければなりませね。

客室の準備が整うまで利用できるダイニングバーやラウンジの案内を受け取りセキュリティチェックに行きます。さすがにセキュリティチェックには行列ができていました。飛行機と同じで手荷物検査やパスポートのチェックがあり、いざ乗船です。

>>ダイヤモンドプリンセスのクルーズカードに登録できる支払い方法

>>ダイヤモンドプリンセス乗船中はクルーズカードだけでオールオッケー

ダイヤモンドプリンセスにいざ乗船

ギャングウェイ

乗船口では祭りのはっぴを着た熊のマスコットキャラクター『スタンリー』がお出迎え。通路を通って船内へ。船内への入口ではクルーズカードを提示します。小型の端末機でバーコードを読み込むと顔写真など個人データが表示され、本人確認と乗下船の管理を行っているようです。

中に入るとゲストサービスデスク(フロント)のある6階中央のアトリウムでした。5階から7階まで吹き抜けになっていて、各種イベントが行われるアトリウム。豪華客船に乗り込んだといった実感がわいてきます。

乗船前は客室にまだ入れないような案内だったのですが、すでに準備は整っているようでエレベーターに案内してくれました。

ドリンクパッケージ

しかし、混雑が激しいと聞いていたドリンクパッケージの申し込みを済ませておきたかったので、ゲストサービスデスクでどこで申し込ばいいか尋ね、1階下のLobby Bar前へ。混雑どころか、まさかの誰もいない…。急ぐ必要はなかったようです。

Lobby Barのウェイターさんが対応してくれますが日本語はほとんどできないようでした。ただ、ドリンクパッケージの種類は日本語での案内もあり、難なく申し込みできました。乗船日限定ということでしたがミネラルウォーターを1本プレゼントしてくれたので受け取り客室に向かいます。

まさかのグレードアップに驚き!

ルームナンバー

直前まで客室がわからなかったので下調べなしに部屋を探します。客室番号は「B123」。覚えやすくて助かります。

実は「B」が階数「123」が部屋番号を表していてBaja Deck(バハ・デッキ、11階)の123号室という意味なのですが、それを知らなかったので客室探しに四苦八苦。しかも部屋番号がけっこう飛ぶので、あちこちうろうろしてやっと見つけました。

客室

ドアを開けてビックリ。目に飛び込んできたのは部屋の奥の大きな窓。内側客室の予定だったので、部屋を間違えたかと思いドアを一度閉めたほどです。ルームナンバーの下にゲストの名前が記載されたカードが差してあるので、それを見て間違いがないことを確認。考えてみれば鍵が開いたこと自体で間違いは無いのですがね(笑)

なんとバルコニー付の部屋にアップグレードされていました。うそ~!と思いながらも出港前からテンション上がりまくり。真っ先にバルコニーに出てしまいました。右舷の接岸側だったので、先ほどまで居た神戸ポートターミナルを上から眺め、これから始まる船旅に思いを馳せてしまいました。

ダイヤモンドプリンセスの船内を探索しようと思いドアを開けると、すでに預けた荷物が置いてありました。早いですね。荷ほどきは後回しにして船内探索へ。

>>ダイヤモンドプリンセスの客室 海側バルコニーの設備と使い勝手

チャーチル・シガーラウンジ

チャーチルラウンジ

ごく少数派となった喫煙者の一人なので、まず向かったのが屋内で唯一終日喫煙ができるシガーラウンジ・「チャーチル」。神戸ポートターミナルには喫煙場所がありませんでしたし、客室はもちろん船内のほとんどは禁煙なので、タバコを吸える場所はチェックしておかなければなりません。

6階前方とのことで探したのですがシガーラウンジとしか頭になかったのでなかなか見つからず、カジノの前にいたクルーの人に教えてもらいました。入口の扉にCHURCHILL LOUNGEとだけ書かれています。

バーとしての営業は終日航海日以外は夜だけですが、常に扉は開いているのでいつでも中に入って煙草を吸うことができます。営業中も特に何も注文せず、煙草を吸う目的だけでも利用できます。

とはいえ雰囲気のいいバーなので、お酒を飲みたくなってしまいます。かなり高価なお酒も揃っていますし、日本ではあまり馴染みのない葉巻も販売されているので、航海中の一つの楽しみになります。

>>ダイヤモンドプリンセスで喫煙できる場所 電子タバコは客室でもOK

船上からの眺めを楽めるオープンデッキ

オープンデッキ

次にプールや大型スクリーンのある14・15階のオープンデッキを探索に。まだ出港前なので神戸の街並みや神戸港、ダイヤモンドプリンセスで隠れていた六甲アイランドなどの景色が楽しめます。乗船間もないせいか人もまばらで、のんびり散策できました。

船内に目を向けると、パンフレットなどでよく見る光景がそのままあります。プールにジャグジー、傍らにはサマーベットが並べられ、バーやソフトクリームショップなどが非日常空間を演出してくれています。

おいしそうな匂いに誘われてみると、プール脇のバーに並びピザやハンバーガーなどのカジュアルフードを提供してくれるカウンターがあります。

それほどお腹が空いていたわけではないのですが美味しそうだったので、「プレーゴ」にてピザを注文。常時3~4種類のピザが用意されていて、日替わりのピザもあるので飽きることなく楽しめます。海を眺められる席に陣取り、ゆったりとした気分で食べたピザは美味しかったです。

全員参加必須の避難訓練

避難訓練

ダイヤモンドプリンセスの出港前に避難訓練が「お客様の安全に関する合同説明会」という形で行われます。これは国際法で定められているもので、全員参加しなければなりません。

船内に警笛音が鳴り響き放送が入ったら、指定された緊急避難場所にエレベーターを使わず階段で向かいます。緊急避難場所は船室のドアの内側に掲示されていますし、クルーズカードにも「Muster Station」という形で記載されています。

右舷前方の客室だったので緊急避難場所は「A」、6・7階前方のプリンセスシアターでした。入口ではクルーズカードのバーコードを読み取って参加者を管理しているので、不参加で済ますことはできません。おそらくですが後で個別に呼び出されます。

緊急時の対処や救命胴衣の使い方などの説明を受けるだけで解散になります。

ダイヤモンドプリンセス出港パーティー

出港パーティー

神戸港の出港時間に合わせて14階ネプチューン・リーフで出港パーティーが行われます。プールや屋外モニターのあるところですね。いよいよ船が動き出し、出港の様子を眺めようと多くの人が集まります。

DJが盛り上げるダンスミュージックが大音響で流れる中、クルーと一緒にダンスで盛り上がる人、ドリンク片手にイベントを眺める人、出港の様子を眺める人、それぞれの形で出港パーティを楽しんでいます。

出港に際し汽笛が鳴りますが、船上で聞く汽笛は大迫力。事前に注意の案内がされるほど耳をつんざく音の大きさで、陸から離れ何もない大海原へ出発する雰囲気を醸し出してくれました。

メイン・ダイニングSavoy(サボイ)で夕食

メニュー

船内にメイン・ダイニングは5つありますが、基本的には利用できる場所が指定されています。各ダイニングを2回転させることで乗客全員の夕食を賄うため、時間とテーブルも指定されています。

指定されたメイン・ダイニングは5階中央のサボイダイニングで、時間は希望していた後半の19時45分から。20時くらいまでに行かないと、場合によっては断られることもあるようなので注意が必要です。

席に着くと黙っていても日本人には日本語のメニューを持ってきてくれるので、英語がわからなくても好みのものが食べられます。「シェフのお勧め」はコース料理になっていますし、それぞれがアラカルトにも加えられているので気に入った料理だけで注文することもできます。

テーブルには最初からフランスパンのような外側が硬いパンが置かれていますが、日本米のライスや味噌汁、冷奴なども定番メニューとして常にあります。どうしてもメインとなる肉や魚の料理は洋風になりますが、それが嫌でなければ困ることはありません。

プライム・リブ

個人的には洋食党なので目移りしてしまいます。初日はファルファッレアルペストというパスタとプライムリブを注文。どちらも美味しかったですし、パンも好みだったので食が進み食べ過ぎてしまいました。

食後には改めてデザートメニューを持ってきてくれます。種類が豊富でこちらも目移りします。お腹が満たされていたのでアイスクリーム3種の中からソーダシャーベットをチョイス。したつもりだったのですが、どうやら3種類で1セットだったようで、バニラとチョコレートアイスも食すことに。満腹です。

食事もデザートも日替わりでメニューが変わるということなので、毎日の食事が楽しみになります。

>>ダイヤモンドプリンセスの食事 メインダイニングで日替わりディナー

プリンセスシアターで社交ダンス・スポットライトショー

社交ダンス

ダイヤモンドプリンセスの劇場プリンセスシアターでは、日替わりでエンターテイメントショーが行われます。初日は社交ダンス世界チャンピオンにもなったこともあるアルテム&イリナのスポットライトショー。

社交ダンスはいままで縁がなかったのであまり興味がありませんでしたが、さすがチャンピオン。圧巻のパフォーマンスで見るだけでも楽しめることがわかりました。

タンゴやルンバなど次々と妖艶なダンスを披露し、カラフルなライトが2人のダンスを際立たせます。技術や演技力があってこそだと思いますが、ショーとしての社交ダンスに引き込まれました。

おそらくダイヤモンドプリンセスでこのショーを観ていなければ、自ら社交ダンスを観に行こうとは思わなかったので、新しい発見になった気がします。

ショーの後にはクルーズディレクターのトモミさん(日本語担当)とデュバルさん(英語担当)が翌日の船内イベントなどをおもしろおかしく案内してくれます。お二人の掛け合いなども楽しみの一つになりました。

船内新聞「PRINCESS PATTER(プリンセス・パター)」

プリンセス・パター

夕食を終えた頃には、翌日の航海予定や船内イベントなどが記載された船内新聞「PRINCESS PATTER(プリンセス・パター)」が客室に届けられています。

ダイヤモンドプリンセスでは多くの人が参加する大きなイベントだけでなく、イギリス英語教室や折り紙交流会といった小さなイベントも数多く行われています。そんな各種イベントを時系列に網羅してくれているのがプリンセス・パター。

あれもこれも参加したくなるところですが、数が多いので開催時間がかぶっているイベントもたくさんあります。プリンセス・パターでイベントを確認して翌日のプランを立てておくと、効率よく興味のあるイベントに参加できます。

また、船内で接続できる「プリンセス@シー」でもクルーズ日程やイベントインフォメーションを確認することができます。「プリンセス@シー」にはメッセンジャー機能があるので、仲間と別々の行動をしていても連絡を取り合うことができ便利です。

>>船内新聞プリンセスパターをフル活用して船内生活を楽しく徹底攻略

ホライゾンコートで朝食

ブレックファースト

航海2日目は終日航海日。まずは14階後方にあるブッフェレストラン「ホライゾンコート」で朝食をいただきます。ホライゾンコートは朝早くから夜遅くまで営業していて、いつでも気軽に食事ができるレストランです。

広いので時間帯によって一部の席が制限されていたりすることがありますが、料理も時間帯に合わせて変更されますしドレスコードもないので、なにしろ気軽に立ち寄ることができます。

朝食時間はパンやシリアル、中華がゆや味噌汁、卵料理や肉料理、サラダやたくさんのフルーツなどが並べられています。パンの種類が豊富で、かなり目移りしてしまいました。

>>ホライゾンコートの食事を紹介

初乗船のお客様ウェルカムイベント

ダイヤモンドプリンセス初乗船のお客様を対象にしたウェルカムイベント。プリンセスクルーズに関するクイズや寄港地の紹介、オンボードクレジット(船内で利用できるクレジット)などが当たる抽選会が行われます。

全体的にはフューチャー・クルーズの案内といったイベントでしたが、初乗船の時にしか参加できないという限定性と商品目当てに多くの人が集まってました。プレゼントに弱いのが人の性ですからね。

時間があったらという程度で参加してみるのもいいかもしれません。実際オンボードクレジット以外の商品も魅力的でしたしね。

アトリウムでチョコレートイベント

チョコレートイベント

5階中央のアトリウムでチョコレートイベントがあるということで立ち寄りました。何をするかはあまりよく解っていなかったのですが、結局のところお土産用のチョコレート販売会でした。

購入者には$100相当の商品が当たる抽選券が配られるということで多くの人が集まっていました。ただ、よくよく聞いてみると、チョコレート自体は7階のショップでいつでも購入できるとのこと。

行列が苦手でくじ運の悪い私としては、ショップで買えばいいやとイベントを後にしました。

スパークリングワイン・アートオークションに参加

オークション

7階中央のエクスプローラーズ・ラウンジで行われるアートオークションに参加。参加と言っても購入するつもりはないのですが、普段オークションを生で見る機会なんてないので興味がありました。

受付でクルーズカードを登録して入札票を受け取ります。オークション中に入札票を掲げることで入札意思を示します。

たくさんのアート作品が並べられているので見て周り、気に入った作品があれば「この作品に興味があります!」というステッカーを貼って席に着きます。すべての作品がオークションにかけられるわけではなく、参加者が興味を持った作品が優先的にオークションにかけられるようです。

スパークリングワインが振舞われオークションが始まります。オークショニアが作品を紹介してはハンマーを打ち鳴らし淡々と進んでいきます。ステージが見やすいように椅子が曲線に並べられている最前列の端に座って見ていたのですが、1作品に対するオークションのスピードが速くて、落札されて終わっているのか落札されずに終わっているのかよくわかりません。

ただ、複数人が入札票を上げ合うこれぞオークションという場面もあったので、それなりにオークションを体験できたと思います。こんな時にしか経験できませんからね。

トライデント・グリルのハンバーガーで昼食

ハンバーガー

すでに時間は15時近かったのですが、14階のトライデント・グリルへ。数種類のハンバーガーやホットドック、ポテトフライなどが食べられます。

オーソドックスなトラディショナル・ビーフバーガーを注文。その場で肉厚のビーフハンバーグを焼いてくれます。待っている間に隣のバーカウンターでコーラを注文。

日本と違い、出来上がったハンバーガーにはケチャップやマスタードなどの調味料が加えられていないので、カウンター横にある調味料コーナーで自分好みにアレンジします。

焼き目の付いたハンバーグが香ばしくジューシーで美味しかったです。海を眺めながらのんびり食事するのは最高ですね。

ガラッと雰囲気が変わるフォーマルナイト

フォーマルナイト

この日は航海中に最低1回はあるフォーマルナイト。ダークスーツやイブニングドレスといったフォーマルな服装を楽しむ夜です。思いのほかガラッと船内の雰囲気が変わるのに驚きました。

普段はTシャツに短パンといった格好で船内をウロウロしている私のような人も多いのですが、皆がフォーマルな服装になることでラグジュアリー感が増し、豪華客船のイメージにマッチした印象に様変わりします。

船内中央のアトリウムでは、キャプテン主催のダイヤモンドプリンセス名物グラスタワーパーティーが催され、華やかな雰囲気に包まれます。

乗船前には正装しなければいけないことを面倒に思っていましたが、服装一つでこれほど雰囲気が変わるものなんだと実感しました。

>>ダイヤモンドプリンセスはこんな服装でOK!

ダイヤモンドプリンセス名物シャンパンタワー

シャンパンタワー

フォーマルナイトに行われるキャプテン主催のパーティーで、ダイヤモンドプリンセスの名物となっているシャンパンタワーがお披露目されます。ちなみにグラスの個数やタワーの高さは、船の揺れの大きさで調整されるとのこと。

みんなが注目してるなかカウントダウンでコルクを飛ばし、シャンパンがグラスタワーに注がれます。華やかな雰囲気が増し、周りではシャンパンが振舞われます。

ただ、シャンパンをタワーの上から注ぐのは1本だけ。あとは希望者が写真撮影しながら少しづつグラスに注いでいくので、上から下にシャンパンが流れ落ちていく様は確認できないのが残念なところです。

パーティーではキャプテンの挨拶や主なクルーの紹介などが行われ、シャンパン片手に音楽を楽しむことができます。参加希望者によるロイヤル・ファッション・ショーも実に華やかです。

Savoyで夕食2日目

ディナー

この日はフォーマルナイトということもあり、せっかく正装したならとメイン・ダイニングに来る人も多いようです。

お隣のテーブルの人と歓談しながら食事をすることができましたが、この人たちとお会いできたのはこの日だけ。他の日はメイン・ダイニングに来ることなく食事を済ませているようで、楽しみ方の選択肢が多いのも豪華客船のいいところですね。

牛のたたきとパスタを注文。食後のデザートにはスフレを堪能し、また食べ過ぎ。デザートも思いのほかボリューミーなので、量の調整も考えて注文しなければなりませんね。

プロダクション・ショー『ブラボー』

ブラボー

食事の後はプリンセスシアターでショーを楽しみます。時間的に夕食とショーはセットで夜のお楽しみになってきます。今宵のショーは、ダイヤモンドプリンセスのシンガーやダンサー、そしてオーケストラ総出演のプロダクションショー『ブラボー』です。

エレガントな舞台セットを背景に繰り広げられるポップ・オペラで、すばらしいソプラノの歌声やダンスがぶっ通しで1時間近く続きます。衣装も華やかで、フォーマルナイトにふさわしいショーでした。

いざ釜山に入港

朝日

3日目のダイヤモンドプリンセスは韓国の釜山に寄港です。豪華客船の出入港時間は大幅にずれることもあるので、入港の様子を見物するために早起きしました。

まだ薄暗く右舷側に位置するキャビンからは陸地が見えなかったものの、徐々に日が昇り始め綺麗な日の出を拝むことができました。早起きは三文の得。これはラッキーでしたね。

だんだんオリュクド(五六島)が見え始め、釜山港に入港していきます。港には大きなクレーンが立ち並び、高層マンション群なども散見され、街の大きさをうかがわせます。

釜山入港

しばらくすると前方に大きな釜山港大橋が見えてきます。いかにも港の入口といった様相を呈しています。その下をくぐり抜けると、もう釜山港に到着です。岸壁の奥には釜山の街並み。そのすぐ後ろには山といった眺めは、ちょうど神戸に似ていますね。

私は釜山観光のオプショナルツアーには参加せずに、今日もダイヤモンドプリンセスで楽しみます。

インターナショナル・ダイニングで朝食

インターナショナルダイニング

6階後方にあるインターナショナル・ダイニングは、ダイヤモンドプリンセスで唯一テーブルサービスで朝食を食べることができるレストランです。インターナショナル・ダイニングへは、後方のエレベーターか階段からしか行けないので、迷子にならないように注意が必要です。

席は決まってないのでウェイターが案内してくれます。ただ、給仕の都合で案内されるので、大きなテーブルで相席になる可能性が高いです。もしかしたら希望を聞いてくれるかもしれないので、とりあえず言ってみるのもアリかもしれません。

ご飯に味噌汁に焼き魚といった和定食のようなものもありますし、シリアルやパンケーキなどメニューも豊富です。パンはウェイターが持って周ってくるので、好きなものを選ぶとお皿に置いてくれます。

もちろん美味しいのですが、メニューも大きく変わらないので個人的にはブッフェで食べた方が気楽でよかったです。

セルフランドリーで洗濯

ランドリー

有料のクリーニングもありますが、それほど大事な服があるわけでもないのでセルフランドリーを使ってみました。客室が11階だったので後方のセルフランドリーへ。

洗濯機・乾燥機は有料、アイロンは無料で使うことができます。ランドリー専用のコインを自動販売機で購入し利用します。洗剤や柔軟剤も販売しているので、準備していなくても洗濯できます。

日本のコインランドリーと変わりませんが、乾燥機の利用は注意した方がいいです。海外製の乾燥機は熱が強く、洋服が縮む可能性があります。大事なものは部屋干しするようにしてください。

ちなみにダイヤモンドプリンセスでは、バルコニーに洗濯物を干すのは禁止されています。

>>ダイヤモンドプリンセスでは洗濯できる 洗濯乾燥機の利用方法

のんびり船内を散策

スポーツコート

洗濯が終わるまで部屋で映画を観ながら休み、その後のんびり船内を散策することにしました。釜山観光に出かけている人も多いので、人が少なくとてもゆったりした感じです。

客室をベースに行動範囲が限られてくるので、改めて船内を散策してみると、まだ見てない施設があったりします。特にフロアーで繋がってな16階~18階などは見逃していたりしますが、スポーツコートやプリンセス・リンクス(パターゴルフ場)、スカイウォーカーズ・ナイトクラブなどもあります。

そして忘れていたのが『泉の湯』。

日本式展望浴場『泉の湯』

展望風呂

ダイヤモンドプリンセスには日本式の展望風呂『泉の湯』があります。90分$15というお値段ですが、シャワーしかないキャビンが多いので、海を眺めながらゆったり入れるお風呂は人気の施設です。

15階後方にある『泉の湯』は12時15分から50分までは見学ができるので、この時間にどんな感じか見学しに行きました。広々としたお風呂に木のぬくもりのあるサウナ。窓が大きく取られているので眺望も抜群です。

男女共用エリアには大きなスパプールがあります。ここは水着の着用が必要ですが、解放感もあり、家族でゆったりすることもできます。船後方の高いところに位置しているので、終日航海日の昼間に利用すると航跡を眺められ最高のロケーションになるはずです。

>>展望浴場『泉の湯』はダイヤモンドプリンセスだけの日本式洋上風呂

釜山の地に降りてみる

釜山

ブッフェレストラン「ホライゾンコート」で昼食を済ませ、釜山に降り立ってみることにしました。特に目的もなく、寄港地での入国審査などを体験してみたかっただけですが…。

神戸とは違い、岸壁に直接降りるのでギャングウェイは4階。クルーズカードの提示だけで下船できます。外に出ると改めてダイヤモンドプリンセスの大きさを思い知らされます。

入国審査に向かうと、中途半端な時間だったこともあり、すでに観光から戻ってきている人の出国審査がメインに行われていました。

どのカウンターを通ればいいのかよく解らない状況でしたが、カウンターに座っているお姉さんに目配せをすると「どうぞ」ということだったので、そちらのカウンターへ。パスポートを提示し、あっさり韓国に入国できました。

釜山港

建物を出るとお土産を販売するテントが少し並び、その後ろにはモーターキャンプを楽しめる施設があります。それ以外は何もなく、観光バスなどが停まるだだっ広い駐車スペースがあるだけです。

建物ではフリーWi-Fiが使えるので必要な連絡を行い、お土産を購入して船に戻ります。出国審査は、お土産しか持ってませんしクルーズカードがあるので手間なしです。煩わしいこともなく出国できました。

パターゴルフ・ホールインワンに挑戦

パターゴルフ

プリンセス・リンクスで行われるイベント、「ゴルフ・ホールインワンに挑戦」に参加しました。小さいイベントでしたが30人くらいは参加してました。

指定された5つのコースを1パットでクリアしていくもので、先着で全部をクリアできた人にダイヤモンドプリンセスのオリジナルグッズをプレゼントしてくれます。

5つのうち1つのコースが極端に難しく、なかなか1パットで決められる人が現れなかったので、思いのほか盛り上がりました。他の乗船客の人とも交流ができ、なかなか楽しめたイベントです。

オープンデッキで音楽を楽しみながら釜山出港

釜山出港

ゴルフイベントで喉が渇いたので、15階のオープンデッキにあるバーで航海中のお気に入りドリンク「ゼロ・モヒート」を注文し、出港メロディーを聴きながら四日市に向けて釜山を出港。またまたゆったりとした時間を過ごします。

神戸出港の時のような盛り上がる系のダンスパーティーと違い、落ち着いた雰囲気の音楽がオープンデッキを満たします。徐々に遠くなる釜山の街並みを眺めていると、頭上には釜山港大橋が。この橋の下をくぐると航海に出る船に乗っているという実感がわいてきます。

出入港時には比較的多くの人がオープンデッキに集まる印象です。ただ、混雑するほどなのは最初の出港の時だけなので、景色を楽しみながらのんびりするにはもってこいですね。

ショップCalypso Cove

Calypso Cove

ダイヤモンドプリンセスの中には、いくつかのショップやブティックがあります。数としては多くありませんが、有名ブランドなども軒を連ねています。その中でも便利なショップ『Calypso Cove』を覗いてみました。

7階中央のちょっと目立たないところにある『Calypso Cove』には、ダイヤモンドプリンセスのオリジナルグッズなど乗船の記念になるお土産やちょっとした日用品、お菓子やタバコなどが販売されています。

実際のところお菓子などはいい値段しますが、記念品となるお土産がいろいろ売っているので一見の価値はあります。

Savoyで夕食3日目

プリンセス・ラブボート・ドリーム

Savoyでの夕食が3日目ともなるとテーブルへの案内はしてくれなくなりました。ご自由にテーブルへといった感じで促されます。テーブルの場所が決まってるので、毎日見る顔にはあえて案内は必要ないといったことなのでしょう。

本日はオードリー・ヘップバーンが愛したというスパゲッティポモロードにメインの肉料理。デザートにはハート形がかわいらしい「プリンセス ラブボート ドリーム」というチョコレートムースを注文。

日替わりで魅力的なメイン料理を食べたいのですが、定番メニューも捨てがたく航海中に1回は食べたいという欲望に駆られ、ついつい量が多くなってしまいます。

モニーク・ディヘイニーのミュージックショー

モニークデイヘイニー

プリンセスシアターではモニーク・ディヘイニーさんのミュージックショーが行われました。

ジャマイカ出身のマルチシンガーで、EXILE・ATSUSHIや中島美嘉のバックコーラスを務めたこともある実力派。日本テレビの「のど自慢ザ ワ ールド」にも出演して人気を得ているので、知っている人もいるかもせれませんね。

ジャマイカ気質なのか楽しませることに余念がなく、舞台袖ではなくシアター後方の観客席から歌いながら登場。長い曲にもかかわらず、ずっと観客席を周って歌ってました。

さすがの歌唱力で、ジャズからソウルまで幅広く歌いこなします。日本語も上手で、MCも自分で英語と日本語をこなしていました。もちろん日本語の曲も披露してくれ、非常に楽しませてもらいました。

バルコニーで海風を感じながら朝食

バルコニー朝食

せっかくバルコニーがあるので、1度はやってみたかったバルコニーでの朝食。ダイヤモンドプリンセスが立てる波を眺めながら海風を感じつつバルコニーで朝食という、なんともラグジュアリー感満載のひととき。

夜のうちにコンチネンタルブレックファスト専用のオーダー用紙に記入しドアノブに掛けておくと、指定した時間に届けてくれます。通常のルームサービスのメニューとは異なりますし、基本的には洋食だけになります。時間は30分間隔で都合に合わせた時間が指定できます。

届いてから気付いたのですが、バルコニーには小さな丸テーブルが一つだけ。食事は大きめのお皿で届けられたりするので、小さなテーブルでは載せきりません。それでも室内の小さなテーブルを窓際に移動してバルコニーで朝食。

なんとも贅沢なひとときを味わいました。

ハッピーカナダデー

カナダ・デー

7月1日はカナダの建国記念日ということで、船内各所でカナダをモチーフにした装飾などが施されていました。ブッフェ「ホライゾンコート」に行くと、カナダの国旗をイメージしたケーキが飾られていました。あくまで観賞用とのこと。

朝食の時間を遅めにしたこともあり、午前中は客室で映画を観ながらゆっくりすることにしました。ダイヤモンドプリンセスのテレビプログラムは優秀で、NHKニュースや多くの映画を観ることができます。

映画は日本語吹き替えや日本語字幕のものも多いですし、後で気付いたのですがムービーズ・アンダー・ザ・スターズで上映された映画もすぐに最新映画として反映されます。

これがけっこう嬉しくて、観たいなっと思った映画でも食事や参加したいイベントの時間を考えると、ムービーズ・アンダー・ザ・スターズでは観れないなってことがよくあります。そんな時でも部屋でいつでも観れるというのは助かります。

昼ごろに氷の彫刻デモンストレーションというイベントがあるので参加しようと思っていたのですが、映画を観ながら寝落ちしてしまい結局参加できずでした。

ホライゾンコートで味噌ラーメン

味噌ラーメン

ランチタイムのブッフェ「ホライゾンコート」では、ラーメンや稲庭うどん、手巻き寿司など日本人好みのメニューも並べられます。ケーキなどのデザート類も豊富です。

ラーメンを注文すると、すぐに湯通ししてくれます。この日は味噌ラーメンでしたが、スープは日替わりなので注文する前に確認するとよさそうです。トッピングは好みで選べるので、自分流にアレンジできます。

特徴的なラーメンではないのですが普通に美味しいです。洋食ばかり食べていると、たまには日本的なラーメンやうどんが食べたくなるものです。日本発着クルーズの多いダイヤモンドプリンセスならではの食事なのかもしれませんね。

>>ホライゾンコートで食べられるもの

一味違うビンゴゲーム『SNOWBALL JACKPOT BINGO!』

BINGO

ビンゴゲームというと賞品がもらえるイメージがあるかもしれませんが、JACKPOT BINGO!は賞金がもらえます。とはいえ純粋な賭けごとなので、ビンゴカードを購入して参加し、その総収入から賞金が分配される仕組みです。そのため、参加者が多ければ各賞金金額が高くなりますし、少なければ賞金金額も少なくなります。

$30~$50のシートを購入して参加します。私は$30のシートを購入。6枚のビンゴカードが印刷されているシートになるので、1回の抽選で6個のチャンスがあることになります。

4回の抽選があり、1列並べばよかったり、外枠全部が埋まらなければいけなかったりとその都度ビンゴになる並びが変わります。

午前中にも開催していたのですが、その時に消化されなかった賞金もキャリーオーバーされていましたし、カード全部を埋めてビンゴだったので最後のJACKPOTゲームは大盛り上がり。当然のように賞金はもらえませんでしたが、かなり楽しむことはできました。

>>ダイヤモンドプリンセスのジャックポットビンゴの楽しみ方

プロムナードデッキは穴場

プロムナード・デッキ

7階のクラブ・フュージョンでビンゴが行われていたので、そのまま海風にあたりにプロムナードデッキに出てみました。何度かプロムナードデッキには出ていましたが、このとき初めて気付いたことが…。プロムナードデッキはダイヤモンドプリンセスを一周できてしまいます。

右舷側も左舷側も出ることができるのですが、プロムナードデッキに出ると船主から船尾の方まで通路があるだけで、どっちに行っても行き止まりに見えてしまいます。そのため、端まで見に行かなかったのですが、実は前方や後方にもちゃんと通路があります。

前方は階段を昇って8階を通るのですが、船の最前部まで行けてダイヤモンドプリンセスが波をかき分けて進む様子を風を感じながら眺めることができます。後方では航跡を眺めることができます。

私と同じように気付かない人が多く誰もいないことが多いので、景色を眺めるにはかなりの穴場スポットです。

ちなみに前方の階段は、夜間や荒天時には閉鎖されるようなので注意してください。

ダイヤモンドプリンセスで落語会

落語会

ダイヤモンドプリンセスでまさかの落語会が行われました。7階中央にあるエクスプローラーズ・ラウンジでフローズンカクテルを飲みながら落語を聞くという違和感。

橘家仲蔵師匠が盛り上げます。笑点はよく観ますが、生で落語を聴くのは初めて。演目だけでなく、前後のお客さんとのやり取りでも笑いを取るのはさすがの一言。

仲蔵師匠がダイヤモンドプリンセスで落語をするのは初めてではないようなので、機会があったら聴いてみてください。楽しめます。

Savoyで夕食4日目

仔牛の薄切り肉

この日に初めて「シェフのお勧め」をそのままオーダーしました。いつもはスープやデザートなど何かしら好みに合わないものがあったのでオーダーしなかったのですが、この日は問題なかったので注文してみました。

スープは冷たいものだったのですが、お皿ではなくグラスで提供されたのでちょっとビックリ。まさかスープをストローで飲むとは思っていなかったです。

おもしろいのが「シェフのお勧め」にはデザートも明記されているのに、食後にデザートメニューを持ってきてくれること。この時はそのままティラミスを頼みましたが、これならデザートを無視して「シェフのお勧め」を頼んでも問題なさそうです。

プロダクションショー『ボーン・トゥ・ビー・ワイルド』

夕食後は定番のお楽しみ、プリンセス・シアターでショーを鑑賞。この日は舞台の真中にピンクのキャデラックが設置され、それに乗ってラジオから流れるロックンロールを聴きながら旅をするというコンセプトのプロダクションショー「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」。

アメリカを旅していくので、ロックだけでなくカントリー・ミュージックなど様々な音楽とダンスで盛り上がっていきます。

絶え間なく続く陽気で明るい歌声や音楽が旅の高揚を感じさせ、気分を楽しくさせてくれるショーでした。クルーズディレクターのお二人の掛け合いも、相変わらずおもしろかったです。

深夜にルームサービス

ルームサービス

ワインを飲みながらテレビで映画を観ていると、妙に何か食べたくなったのでルームサービスを頼んでみることにしました。

英語ができないので「電話かぁ…」と思いつつ電話をかけ、「日本語で大丈夫ですか?」と尋ねると「少しだけ」と深夜にもかかわらず明るい声で快く対応してくれました。

クラブハウスサンドにハンバーガー、トルティーヤを注文し30分と経たずに持ってきてくれました。お味の方はもちろん上々。2人で食べるにしても、この時間帯にはちょっと多過ぎましたが、なんとも贅沢なひと時でした。

四日市に入港

四日市港

朝から四日市入港の様子を眺めます。外洋を見慣れたせいか、海がちょっと汚く感じてしまいます。まぁ、工業地帯なので仕方がないのかもしれませんね。

鈴鹿の山々をはじめ四日市港ポートータワーやナガシマスパーランドなどが見えます。晴れていると名古屋の高層ビル群やセントレアなども見えるようです。

こんな大きな船をどうやってピッタリ接岸するのか不思議に思っていましたが、接岸が右舷側だったのでバルコニーから接岸作業をゆっくり見ることができました。

もちろん大まかなところまではタグボートや船のエンジンを使って近づくのですが、最後は係留する綱の先に取り付けられたロープを岸壁に投げ、係の人がロープを手繰り寄せて綱を係留柱に引っ掛け、その綱を巻き上げて張ることでピッタリ安全に接岸されるようです。

船内で行われる入国審査

四日市港には神戸や横浜のようなターミナルの建物が無いからなのかもしれませんが、入国審査がダイヤモンドプリンセスの船内で行われました。

日本人は前日の夜にパスポートが回収されます。当日は客室ごとにグループ分けされて指定された時間に、指定された場所に行って入国審査を受けます。この時間の指定がけっこう遅かったりするので、個人で観光を計画している人は時間の早いグループに変更してもらった方がいいかもしれません。

私は観光に出る予定もなく時間の遅いグループだったので、朝食をホライゾンコートで食べてから客室で待機。船内放送での案内を待ちます。けっこう待ちましたが案内があり、パスポートのコピーと税関申告書、クルーズカードを持って7階後方のクラブ・フュージョンに向かいます。

クラブ・フュージョン入口のだいぶ手前から長蛇の列。せっかくグループ分けして呼び出してくれるなら、もっと空いてからにしてくれればいいのにと思っていると、この列は外国籍の人のものでした。

日本人はこちらと案内されて行くと、まったく待つことなく、しかもパスポートのコピーに目を通しクルーズカードのバーコードを読み取るだけで終わりました。あれっ?と思うくらいあっさり終わり、客室に一度戻ってから下船してみることにしました。

四日市のダイヤモンドプリンセス歓迎イベント

こにゅうどうくん

ダイヤモンドプリンセスが接岸した岸壁にはテントが張られ、歓迎イベントなどが行われるとのことで見物しに下船します。

まさか先ほどの入国審査で必要なかった税関申告書がここで必要になるとは知らず、部屋に置いてきてしまいました。その場で記入できるように準備してくれていますが、パスポート番号もわからないので取りに戻ろうとすると、パスポート番号なしで容赦していただけました。まぁ、手ぶらなので悪さのしようもないということかもしれませんが。

ご当地グルメなどのキッチンカーが並び、テントでは観光案内や体験型のイベントが行われています。四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」も駆け付けていました。

書道

個人的に興味を惹かれたのは「書道でおもてなし」という体験ブース。日本文化体験という趣旨なので外国人向けなのですが、自分の名前を色紙に毛筆で書いてくれるというもの。

もちろん外国人の名前を書くので漢字は当て字ですが、そのセンスが秀逸。「砂六都(シャーロット)」「舞蹴(マイケル)」「蛇久尊(ジャクソン)」など、なかなかのセンスですし書道の腕もかなりのものなので、外国の人にとってはいい記念になります。

ちなみに、ダメもとでお願いしてみると、日本人でも快く書いてくれました。名前ではなく座右の銘とかでもいいとのことでしたが、申し訳ないので素直に名前でお願いしました。

意外に盛り上がる「はい/いいえゲーム」

5階アトリウムにあるロビーバーでコーヒーを飲みながらのんびりしてると、ちょうどイベント「はい/いいえゲーム」が始まりました。

クルーと質疑応答する中で、3分間誘導に負けず「はい」や「いいえ」を言わなければ、ダイヤモンドプリンセスのオリジナルマグボトルをもらえるという単純なゲームです。質問は簡単なものなのですが、いかに無意識に「はい」や「いいえ」と言っているかに気付かされます。

短い人は瞬殺ですし、1分と持たない人がほとんどです。おそらく30人以上は挑戦していましたが、クリアできたのはたった3人。見ていても楽しめます。

このような年齢に関係なく楽しめるイベントなどが、ダイヤモンドプリンセスではたくさん行われています。

最後の昼食はトライデント・グリルでハンバーガー

トライデント・グリル

翌日の朝には下船になるので、乗船前から食べたかったハンバーガーをもう一度食べに14階のオープンデッキにあるトライデント・グリルへ。

この日のスペシャルバーガーはカツバーガー。ポークカツレツにキャベツの千切り、特製トンカツソースとくれば日本のハンバーガー。なのですが、これに焼きパイナップルがサンドされるのが、やはり日本とは違うところ。

トンカツにパイナップルは少々好みに合わなかったのですが、それでも照り焼きチキンバーガーがあるので、トラディショナル・ビーフバーガーと2つ注文してしまいました。

ナプキンアートを作ってみる

ナプキンアート

ダイニングなどでテーブルを飾ってくれるナプキンアートの実演イベントに参加してみました。見ているだけでなく、実際にナプキンを使ってナプキンアートを作ってみる体験型のイベントです。

開始時間が四日市出港と重なったため、イベント開始直後に館内放送が数分続くというアクシデントがありましたが、クルーズディレクターの友美さんがイベントを担当していたので場を盛り上げてくれます。

簡単なものから見栄えのするものまで数種類のナプキンアートを教わりました。なかなか家庭でナプキンを使う機会は少ないかもしれませんが、折り紙の要領でできてしまうので、覚えておくと役立つ時があるかもしれません。

夕食の前に下船準備

横浜に着くのは翌日ですが、前日の夜には荷物を預けなければなりません。主だった荷物は夕食前、残りの荷物は夕食後にタグを付けて通路に出しておくとルーム・スチュワードが集荷してくれます。

夕食がセカンドシーティングなので遅い時間でしたが、それでもスーツケースに荷物をまとめてしまうには早い時間です。私はバックパックに余裕があったので、必要なものを残してスーツケースに詰めて夕食前に出してしまいました。

ただ、それほど急がなくても大丈夫なようです。ルーム・スチュワードの手間などを考えてあげて、指示通りを心がけるのは当たり前ですが、たとえ遅くなっても集荷してくれます。特に女性は寝る直前まで必要な荷物もあると思うので、迷惑にならない程度で考えてもいいかもしれません。

Savoyで夕食最終日

ステーキ

Savoyでの夕食も最終日。この日もシェフのお勧めをオーダーし、ステーキなどを堪能しました。

5日間通してメインダイニングでの夕食になったわけですが、乗船前はスペシャリティ・レストラン(有料レストラン)も検討していました。ただ、どうしてもここのこれが食べたいというわけでなければメインダイニングで満足できるというのが実感です。

料理は毎日提供されている定番メニューもあれば日替わりで提供されるメニューもありますし、ご飯やみそ汁や冷奴など和的なものもあればパスタなどもあるので飽きることもありません。デザート類も豊富なので、むしろ5日くらいでは食べ尽くすことはできないくらいです。

savoy

デザートタイムには、料理長や給仕長なども含め総出で最後のご挨拶。堅苦しいものではなくパティーのような陽気さで、和やかな夕食を締めくくりました。

プリンセス・シアターでマジックショー

プリンセス・シアターでの最後はマジックショー。マスターマジシャンのジョナタン・ホーリーのショーで唯一イマイチといった感じでした。

イリュージョンのような大々的なものではなく、ほとんどが手元で行うマジックで、劇場の後方から観ているとなにしろ見にくいです。雰囲気を出すために会場を暗くしているので、スポットライト付きのカメラで手元を映してスクリーンで見ることはできますが、輪ゴムなどを使ったマジックなどはハッキリしません。

会場の盛り上がりにも欠け、ちょっと残念なマジックショーでした。

最後の大イベント風船落としパーティー

バルーンパーティー

プリンセスクルーズ最後の大イベントは、5階中央アトリウムで行われる風船落としパーティー。パーティーバンドが音楽で盛り上げる中、大量の風船が上層階から落とされます。

クルーズディレクターやスタッフも参加し、カウントダウンで風船が落下。落ちてきた風船は全て割ってしまうのがお決まりのようで、破裂音が響き渡ります。

夜10時30分からのイベントなのに大盛り上がり。30分以上演奏される音楽に合わせて踊り続ける人もたくさんいます。

船内会計の確認は必須

請求確認機

ゆったりとしたダイヤモンドプリンセスの船旅も終盤です。翌日の8時にはキャビンを空けなくてはなりません。あとは下船に向けた準備ですね。

クルーズ中の船内では、クルーズカードさえあればキャッシュレスですべてのサービスが受けられ、下船時に登録したクレジットカードやデポジットから精算されます。この利用金額が正しいか確認しておかなければなりません。

日々の金額はプリンセス@シーや6階のゲスト・サービスデスク横に設置されている機械で確認できます。

明細を見るとサービス料(チップ)は期間通して一括ではなく1日ごとに請求されています。そのほか使った心当たりのないものがないか確認し、もし違っていたら早めにゲスト・サービスデスクに申し出ます。

下船の前日夜や当日はゲスト・サービスデスクが混み合うので、日々こまめに確認しておくのが無難です。

>>ダイヤモンドプリンセスで必要になるチップを解説

最終目的地の横浜へ入港

ベイブリッジ

いつも豪華客船の入出港を眺めている横浜シンボルタワーや大桟橋を海から眺められるチャンスということで、17・18階のオープンデッキに行きました。

すでに浦賀水道から横浜港へ舵を切っていましたが、東京湾を囲む東京・千葉・神奈川が一望できます。左手には横浜港の入口に位置するシンボルタワー、右舷前方にはクイーンエリザベスクラスの大型豪華客船が停泊する大黒ふ頭が見えてきます。

前方には横浜ベイブリッジが近づいてきて、下をくぐる時にはぶつかるんじゃないかと心配になるくらいの高さに見えます。

ベイブリッジをくぐると見慣れた横浜の街並みが見えてきます。赤レンガ倉庫やランドマークタワー、観覧車などと共に目的地の大桟橋も望めます。あまり海側から横浜をゆっくり眺めることはないので、見慣れた風景も新鮮に感じることができました。

下船時刻を遅らせてギリギリまでダイヤモンドプリンセスを楽しむ

横浜

多くの人が下船するので部屋ごとに下船時刻が割り振られます。いちばん早い下船時刻は7時30分、いちばん遅いと9時45分集合なのでけっこうな時間差があります。

当初は8時30分くらいに下船するグループに割り振られたのですが、特に急ぐ必要もなかったので、わざわざ最後に変更してもらいました。必ずではないですが、できる限り要望は聞いてくれます。

ただ、客室を8時には空けなければいけないので、部屋を片付け荷物を持ってホライゾンコートに朝食を食べに行きました。その後は時間までオープンデッキでくつろぎダイヤモンドプリンセスの旅を終えました。

下船はスムーズですがシャトルバスは大行列

横浜大桟橋

下船をスムーズに行うために一旦決められた場所に集合します。私のグループは7階エクスプローラーズ・ラウンジに集合でした。さほど待たされることもなくお呼びがかかり下船します。

6階のギャングウェイを通り大桟橋へ。グループごとに荷物が集められているので、そこで荷物を受け取り税関を通り終了です。

横浜の大桟橋は駅が近いとは言えないので、タクシーやシャトルバスで駅に向かいます。多くのボランティアの人が案内をしてくれているのですが、シャトルバスは大行列。

それもそのはず。シャトルバスに乗客を詰め込むことはせず、席が埋まったら出発しています。それを考えると、かなりの数のバスがダイヤモンドプリンセスのために運行されているんだと思います。

ダイヤモンドプリンセス神戸-横浜6日間の旅の総まとめ

横浜

初めて乗ってみた豪華客船ですが、期待以上に満足できた船旅でした。ダイヤモンド・プリンセスは、日本語が通じたり比較的安価ということで人気があるので、「どうなのかな?」と思っていたところもありましたが、また乗りたいと思わせてくれました。

寄港地の観光を度外視して決めた旅でしたが、豪華客船というものを堪能できましたし、ほとんど海の上にいるという非日常を楽しむことができました。

もちろん天候があまり良くなかったり、初日などは勝手がわからず残念なところもありましたが、普通の旅行でもそんなことは多々ありますし、ほぼまるまる6日間時間にとらわれずゆったりできたのは、船旅ならではのことだったと思います。

豪華客船の特性から比較的ご高齢のお客さんが多いのですが、若いうちに経験しておくのもおすすめです。学生の卒業旅行やハネムーンなどで海外旅行をするのもいいですが、時間的余裕のある時は豪華客船クルーズも選択肢に入れてもらいたいところですね。

ダイヤモンド・プリンセスだけでなく、他の船にも乗ってみようと思わせてくれた大満足な豪華客船クルーズでした。