ダイヤモンドプリンセスはこんな服装でOK!ゆるいドレスコード

服装フォーマル

豪華客船に乗る時の悩みの種の一つがドレスコード。恥ずかしい服装はしたくないけど、あまり馴染みがないのでいまいち様子がつかめませんよね。

ダイヤモンドプリンセスで指定されるドレスコードは2種類。スマートカジュアルとフォーマルです。夕食時間以降の服装として指定されますが、実のところフォーマルナイトの日に指定されるフォーマル以外では、ダイニングに行くときを除けばほとんど気にすることはありません。

もちろん場の雰囲気に統一感を出すのがドレスコードなので、ドレスコードに従った服装をするのが得策ですが、明確にこんな服装じゃなきゃ客室から出歩いちゃダメというわけではないゆるさがダイヤモンドプリンセスの特徴です。

船内は20度くらいに温度設定されているので、パブリックエリアでは肌寒く感じることもあります。羽織るものなども準備しておくと安心です。客室は温度調整ができますが、密閉度が高いせいか空調が効きやすいので、服装でコントロールできるようにしておくのもいいかもしれません。

日中の服装はくつろげるカジュアル

ダイヤモンドプリンセス船内で日中の服装は、カジュアルな服装で問題ありません。くつろげる普段着で船内生活を楽しめます。ただ、水着でパブリックエリアに出ることだけは規制されています。プールやジャグジーに行く際は、水着の上にTシャツを着るなどしなければなりません。

服装カジュアル

オープンデッキでの服装

服装カジュアル2

アトリウムでの服装

服装カジュアル3

ブッフェレストラン『ホライゾンコート』での服装

このようにほとんどの人が普段着で過ごしています。短パンやジーンズ、Tシャツなどでもいいですし、サンダル履きでも問題ありません。かしこまる必要はないので、楽な格好で過ごしましょう。

夜はドレスコードに沿った服装が基本

船内新聞ドレスコード

ドレスコードは2種類で、スマートカジュアルかフォーマルになります。その日のドレスコードは船内新聞「プリンセスパター」で確認できます。

ドレスコードにフォーマルが指定される割合

クルーズ日数が6泊以下の場合1回、7泊~13泊の場合は2回、14泊以上の場合は3回

スマートカジュアル

高級レストランや観劇しに行く時のような服装

男性:スラックス、襟付のシャツなど(ネクタイ不要)

女性:ワンピース、ブラウスとスカートまたはパンツ

男性も女性もジーンズや短パン、Tシャツやタンクトップといった極端にカジュアルな服装でなければ基本的にはOKです。スマートカジュアルは洗練されたカジュアルという意味合いが強いので、ちょっと身綺麗にしてお出かけといった感覚でいれば間違いありません。

実際のところですが、ダイニングや有料レストランに食事に行く時以外はそれほど気にすることはありません。カジュアルな服装の人もいますし、バーやラウンジ、シアターなどで追い出されることもありません。

ただ、せっかくの雰囲気を楽しんでる人もいるので、厳密にどうこうしなければいけないことはありませんが、身綺麗は心がけておくとお互い気持よく楽しめると思います。

フォーマル

結婚式や披露宴に招待された時の服装

男性:ダークスーツにネクタイ、タキシードなど

女性:イブニングドレスやカクテルドレス、着物など

さて難題のフォーマルです。厳密には結婚式の新郎新婦が着るようなものがフォーマルな服装で、ドレスコードの中で最も格式が高いものです。しかし、ダイヤモンドプリンセスのフォーマルは、インフォーマル以上であれば十分です。

逆を言うと、誰でも主役級のおしゃれができます。あまり着ることのない服装を、ここぞとばかりに楽しめるのもいいところ。最初のフォーマルナイトにはロイヤル・ファッションショーなるコンテストも開催されていたので、おもいっきり着飾ってお披露目するのもいいですね。

男性はダークスーツにネクタイという人が多く、タキシードを着ている人はごく少数です。女性は着物やワンピース、控えめに羽織物をしている人が多い印象です。大胆にドレスで着飾っている女性はごく少数ですね。

民族衣装などで着飾っている外国の人も目を引きます。ただ、まれに日本人で浴衣を着ている人も見かけますが、フォーマルな場ではさすがにやめておいた方が無難です。

なにしろフォーマルナイトは船内の雰囲気が華やかになります。郷に入っては郷に従えということで、面倒がらずに正装して豪華客船ならではの雰囲気を楽しみましょう。

イブニングドレス

クルーズディレクターの友美さんはさすがのイブニングドレス。船長も正装です。

服装フォーマル

フォーマルナイトは船内の雰囲気が変わります。

服装フォーマル

バーも高級ホテルの雰囲気に。

服装フォーマル

イブニングドレスの女性はほとんど見かけませんでした。

服装フォーマル

着物の女性はわりと多いですね。

機能的な1着で荷物を減らす

旅行持ち物

船旅はどうしても荷物がかさばるので、できれば機能的な1着を持ってバックやアクセサリーといった小物で服装の艶やかさを調整するのが良さそうです。もちろん貴重な機会なので、オシャレを楽しみたいという人はバッチリ準備してください。

私はジーンズにTシャツというラフな格好が普通なので、様子のわからないフォーマルナイトやスマートカジュアルといったドレスコードが異常に心配でした。その結果、スーツ2着にYシャツを3枚と革靴、さらにプールに行く用にサンダル、ジム用に運動靴などを詰め込むことになりました。

普段着だけならバックパック1つでもいいのにという状態なので、かなり大荷物になってしまったことになります。結果としてはダークスーツ1着でよかったなということです。

夕食がセカンドシーティングで19時45分からだったのですが、夕食前にドレスコードを意識したのはフォーマルナイトの時だけでした。夕方から食事までオープンデッキに居たり、船内の中心となるアトリウム付近をフラフラしていても、日中と変わらずカジュアルな服装の人たちがほとんどなので、ドレスコードのことは忘れていたくらいです。

それほどスマートカジュアルのドレスコードはゆるいので、メインダイニングで食事をしなければ、ほとんど考えなくても困りません。そのためダークスーツ1着あれば、Yシャツにパンツにノーネクタイで食事をし、フォーマルナイトでネクタイを締めジャケットを着れば済んでしまいます。

思った以上にゆるいドレスコードなので、あまり荷物を持ちすぎても面倒なだけですよ。ただでさえ荷物の多い女性は、なるべく着回しのできる服を考えて持って行ってくださいね。

ダイヤモンドプリンセス

ダイヤモンドプリンセス乗船記 神戸-横浜6日間の旅で大満足

2019-08-03