道頓堀名物とんぼりリバークルーズで道頓堀川の橋めぐり観光

とんぼりリバークルーズ

道頓堀と言えば大阪屈指の繁華街で、食の街としてだけでなくグリコの看板や通称ひっかけ橋として知られる戎橋(えびすばし)でも有名ですね。そんな道頓堀を流れる道頓堀川をクルーズする「とんぼりリバークルーズ」が大人気ということで乗船してみました。

とんぼりリバークルーズは、道頓堀川に架かる9つの橋を通る約20分の周遊クルーズで、ガイドさんの名所案内を聞きながら川からの眺めを楽しむことができます。

とんぼりリバークルーズで道頓堀観光

DOTON

道頓堀には何回か訪れたことがありますが、その度に気になっていたとんぼりクルーズの黄色い船「DOTON」号に乗ってみることにしました。

エビスタワー

とんぼりクルーズの乗り場は太左衛門橋船着場。ドン・キホーテの観覧車エビスタワーの目の前になります。道頓堀川にはいくつか船着場があるのですが、わかりやすいところにあります。

チケット売り場

チケット売り場はこちら。エビスタワーのすぐ右側にあります。乗船券は当日のみ販売されるので、前売り券もありませんし予約も受け付けていません。

乗船券

とんぼりリバークルーズは大阪周遊パスの無料で利用できる施設にもなっていますが、大阪周遊パスを持っている場合でも、チケット売り場で乗船券に引き変えてもらわなければなりません。

とんぼりクルーズ出港

幸いすぐに乗ることができました。席は自由席。出発前にはガイドさんが「写真撮りましょうか?」と各グループを周ってくれます。スマホやカメラを渡して撮ってもらえるので、とんぼりクルーズのいい記念になりますね。

スタッフのお見送りを受けながら出発し、まずは9つの橋の一番東にある日本橋(にっぽんばし)を目指します。

日本橋

日本橋に到着です。道頓堀川は浅いように見えて、深いところでは水深が5~6メートルもあるそうです。

日本橋折り返し

日本橋は通り越さず、橋の下でUターンをします。川幅が広くはないのに器用に折り返します。この日本橋を含め、ここから西に9つの橋を見物していきます。

相合橋

2つ目の橋が相合橋(あいあう橋)です。ガイドさんが周辺の観光スポットを案内しながら進みます。外国人のお客さんも多いので、日本語と英語で案内してくれます。

太左衛門橋

3つ目の橋が太左衛門橋(たざえもんばし)です。板張りの橋がレトロ感を醸しています。

戎橋

大阪一有名な戎橋(えびすばし)。阪神が優勝するとここから飛び降りる人がいたり繁華街のナンパスポットだったりといろんな意味で有名な橋ですね。

道頓堀橋

9つの橋で一番幅広の道頓堀橋(どうとんぼりばし)です。それもそのはず、大阪のメインストリート御堂筋に架かる橋です。

新戎橋

6つ目の橋が白い欄干が特徴の新戎橋(しんえびすばし)。白いのはパネルではなく吉野の和紙をガラスで挟んでいるもので、光が当たると人通りなどが影絵のように見えるそうです。

大黒橋

7つ目の橋が大黒橋(だいこくばし)です。唐沢寿明主演の白い巨塔などテレビドラマの撮影でも使われる石造りの橋です。

深里橋

阪神高速の下を過ぎたところの8つ目の橋が深里橋(ふかりばし)です。橋げたが低いのが特徴の橋です。

深里橋下

立っていると確実に頭がぶつかるのでガイドさんも着席。座っていても手が届くくらいに低く、橋の下側を間近に見ることができます。深里橋を過ぎると少し景観が変わります。ここまでは両側をビルに挟まれた狭い空間でしたが、深里橋を過ぎると開放的に広がります。

浮庭橋

とんぼりリバークルーズ最後の橋が浮庭橋(うきにわばし)。左右に若者の人気スポットが多いということで、いきなり近代的な吊り橋になります。

湊町リバープレイス

浮庭橋を通り過ぎたところで折り返していきます。ライブハウス「なんばHatch」などがある湊町リバープレイスの八角形の建物が特徴的ですね。来たところを戻る形になるので景観は大きく変わりませんが、向きが変わるだけで違った発見もあるかもしれません。

ストリートアート

大黒橋を過ぎたところの両側にはストリートアートが描かれています。まだまだ増えるそうです。

大阪弁教室

船内では外国人観光客も多いので、プチ大阪弁教室も行われます。

グリコ

戻りの道中では記念撮影できるようにグリコの看板の前で一旦停船してくれます。グリコの看板は日没後30分すると点灯し、15分に1回背景が変わるそうです。

えびす橋下

実は戎橋、お好み焼きがデザインされているって知ってました?戎橋の下は黒いパネルのようなものが全体に貼られていて、真ん中には丸く救助灯が取り付けられています。全体が鉄板、丸くなっている部分がお好み焼きを表しています。

えびす橋欄干

さらに橋の欄干は、お好み焼きで使うコテがデザインされています。階段部分もコテだらけです。

大阪締め

とんぼりリバークルーズ最後は1本締めならぬ大阪締めで終わります。実際のところクルーズコースの大部分は、川の両側に遊歩道が整備されているので歩いても同じような景色を見ることができます。ただ、それなりに距離もありますし、ガイドさんのおかげで気付けることもあるので、1度くらいはとんぼりクルーズに乗ってみるのも楽しめます。

とんぼりリバークルーズの基本情報

とんぼりリバークルーズの料金や乗り場など、必要な基本情報をまとめていきます。

とんぼりリバークルーズのコース

とんぼりリバークルーズコースマップ

画像引用:http://www.ipponmatsu.co.jp/cruise/tombori.html

ドン・キホーテ道頓堀店前の太左衛門橋船着場を出発し日本橋の下で折り返し。9つの橋を通り浮庭橋を過ぎた湊町リバープレイス前で折り返し太左衛門橋船着場に戻る周遊コースです。

とんぼりリバークルーズの料金

  • 大人 900円
  • 子供 400円

※大人は中学生以上、子供は小学生以下です。小学生未満は大人1人につき1名まで無料。

とんぼりリバークルーズの割引クーポン

■東武トップツアーズが運営する「トクトククーポン」というサイトで割引クーポンが発券できます。大人200円割引、子供100円割引になります。ただし印刷して持参しなければなりません(スマホなどでの提示では利用不可)。

>>トクトククーポンはこちら

■大阪観光するなら「大阪周遊パス」がおすすめ。大阪周遊パスは電車やバスが乗り放題で40か所の観光施設が無料になり、さらにクーポン付ガイドブックがセットになった観光乗車券です。とんぼりリバークルーズは無料になります。

>>大阪周遊パスの詳細はこちら

とんぼりリバークルーズの運行時間

  • 平日:13:00~21:00発便まで
  • 土・日・休日・繁忙期:11:00~21:00発便まで

クルーズ時間は約20分。毎時00分と30分に太左衛門橋船着場を出航します。基本はDOTON号ですが、状況によっては増便や代替船で運航することもあります。

小雨なら運行しますが、状況により運休になることもあります。また、日傘を含め傘の利用が禁止されているので、必要であれば雨合羽を着用することになります。

とんぼりリバークルーズ予約

とんぼりリバークルーズは、チケットが当日発券のみとなっているので予約は受け付けていません。道頓堀川の人気クルーズなのでタイミングによってはかなり混雑し、希望の時間に乗船できないことも多々あります。時間に余裕を持って乗り場に行くようにしてください。

とんぼりリバークルーズ乗り場

とんぼりリバークルーズの乗り場は太左衛門橋船着場です。周辺に複数の船着場があるので注意してください。太左衛門橋船着場は比較的わかりやすく、ドン・キホーテの観覧車「エビスタワー」の前にあります。周遊クルーズになるので降りるところも太左衛門橋船着場です。

サンタマリア号

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2019-09-19