ダイヤモンドプリンセスのクルーズカードに登録できる支払い方法

cruise card

ダイヤモンドプリンセスの船内サービスは現金での支払いができません。支払い金額はクルーズカードで管理され、下船の時に一括精算されることになります。そのためクルーズカードに下船時の支払い方法を登録しなければなりません。

クルーズカードを受け取るチェックインの際に支払い方法を選択します。登録できる支払い方法は、現金・クレジットカード・デビットカードの3種類。それぞれ注意点などもあるので確認しておきましょう。

何も購入しなくても、1日ごとのサービス料(チップ)が船内会計に毎日計上されていきます。そのため船内会計が0円ということは無いので必ず登録が必要です。

最も便利なクレジットカード登録

クレジットカード

やはり一番便利なのは、クルーズカードにクレジットカードを登録しておくことです。チェックインの際にクレジットカードを提示するとスキャンして登録してくれます。船内会計が利用枠の範囲であれば、下船時に手続きの必要ありません。

登録できるクレジットカード
  • VISA
  • Master Card
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club(米ドル決済のみ)

稀にですが、何らかの理由でクレジットカードが利用不可になってしまうこともあるので、念のために2枚以上クレジットカードを持って行くのが安心です。

手間の多い現金登録

現金

支払い方法を現金にすると手間が増えて、クレジットカードに比べると不便になります。チェックイン時には現金で精算する希望を伝えるだけで、乗船後にゲストサービスデスクに行って300米ドル以上を預けます。

円ではなく米ドルでの支払いになるので、予め米ドルを用意しておくのが理想です。ゲストサービスデスクでの両替も可能ですが、両替レートは高めと覚悟しておいた方が良さそうです。また、ゲストサービスデスクの近くにドルを引き出せるATMもあります。

もしクルーズ中に利用した金額が預けた金額で不足するのであれば、追加入金が必要になるため再度ゲストサービスデスクに行かなければなりません。

余裕が必要なデビットカード

デビットカード

利用する度に銀行口座から直接利用額が引き落とされるデビットカードもクルーズカードへの登録は可能です。ただ、システム上の理由で余裕のある口座残高が必要になります。

カード発行銀行にもよりますが、会計ごとや日ごとに仮精算が行われ、最終下船時に最終的な精算が行われることがあります。一時的に2重に引き落としがかかり、後日返金ということも想定されるので、口座残高には注意が必要です。

下船後に万一おかしな状況に気付いても、各方面への対応が非常に面倒になります。もしデビットカードで登録する場合は、事前にカード発行会社に精算方法の確認をしておいた方が良さそうです。

プリペイド式のクレジットカードは登録不可

プリペイドカード

現金をチャージして利用するプリペイド式のクレジットカードは、クルーズカードに登録できません。

VISAやMasterCardなどクレジットカード会社のロゴが表示されているから大丈夫というわけではありません。プリペイド式の場合はチャージが必要なので、ほとんどの人は把握していると思いますが、もし自身が持っているカードがどのようなものか把握できていないのであれば、事前にカード会社に確認しておきましょう。

おすすめはクレジットカード

ムービーアンダーザスターズ

船内会計用にクルーズカードに登録するのは、やはりクレジットカードがおすすめです。ただそれだけではなく、いろんな意味で国際ブランドのクレジットカードは持っておいて損がありません。

全て現金でとなるとダイヤモンドプリンセスでは米ドル、寄港地が釜山の場合はウォンなど複数の通貨を持っていなくてはなりません。

しかも、それぞれ両替に手数料がかかりますし、ちょうど使い切るなんてことはほぼありません。次の旅行の予定があったり余った通貨の使い道があるのであればいいですが、再両替となると無駄が多くなります。

クレジットカードならこうした手間や無駄は省けますし、カードによっては海外旅行保険が付帯されているものもあります。外国となると治安の面でも日本とは違うので、条件等の確認は必要ですが、クレジットカードを持っているだけで万一のときの安心も保証してくれるはありがたいです。

豪華客船クルーズを優雅に楽しむためにも1枚くらいクレジットカードは持っておくようにしてください。